一人で背負わない 全てを救うのは余裕
4月9日、認知症の高齢者を介護している人、これから介護する人に向けて、メンタルケアのための短いひと言が集められている新刊『介護しているあなたが一瞬で楽になる声かけ』が自由国民社から発売された。
著者は介護福祉士の大石幸枝(おおいしゆきえ)氏で、A5判、172ページ、価格は1,650円である。
介護の鍵は介護する人のメンタルケア
大石幸枝氏は舅、姑、実母、夫を介護しながら、要領の良い介護を研究し、訪問介護などにおける「気づき」や、認知症の人に対する声かけの方法を開発。介護する人の心身ケア運動、心と体のケア介護教室を開催している。
コロナ禍において、介護される人も介護する人も、家にいる時間が増えた。介護する人にとっては用事が増えてしまい、自分では解決できないことへのいらだちや、圧迫感から介護うつも心配される。認知症の人は相手の感情に敏感であり、家の中の空気も悪くなってしまう。
何年も認知症の人を介護していれば、うんざりするのも、イライラするのも当たり前だと大石氏は語る。新刊には困った時に普段から使える「ハートケア早見表」を収録。自分自身の心身の健康を守りつつ、介護される人とともに生きていけるよう、毎日できることが紹介されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)
介護しているあなたが一瞬で楽になる声かけ - 介護・福祉 - 法律実用・学習書 - 自由国民社
https://www.jiyu.co.jp/