消毒作業などの終了を受けて、業務を再開
日本年金機構は、2021年4月23日、同機構が大阪府豊中市にて運営する豊中年金事務所について、業務を再開したと発表した。
同事務所は、勤務職員の新型コロナウイルス感染が判明したため、同年4月21日より一時閉鎖の措置が執られていた。業務再開は、消毒作業などの終了や濃厚接触者の該当者がいないことを受けて、決定されている。
政府管掌年金を常に安定的に実施
日本年金機構は、公的年金に係る適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、国(厚生労働大臣)から委任・委託を受ける形で行っている組織。国民の信頼を基礎とする形で、政府管掌年金を常に安定的に実施すべく、業務運営における公正性・透明性の確保やサービスの質向上に取り組んでいる。
同機構は、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえて臨時特例措置などの適切な実施に取り組むと共に、社会の安定・安心へのさらなる貢献も推進。効率的に手続きなどが行えるオンライン環境の整備を進めると共に、年金制度改正への責任ある対応や、事務処理のさらなる効率化なども図っている。
感染した職員は、窓口業務に従事しておらず
豊中年金事務所で新型コロナウイルス感染が判明した勤務職員(60歳代、男性)は、4月16日まで同事務所に出勤していた。窓口業務に従事しておらず、また執務中は常にマスクを着用していたことが、既に確認されている。
なお、豊中年金事務所の業務再開に伴い、淀川年金事務所に設けられていた臨時窓口は閉鎖されている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

豊中年金事務所(大阪府豊中市)の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/