消毒作業の終了などを経て業務再開
日本年金機構は、2021年5月21日、西宮年金事務所(兵庫県西宮市)および静岡年金事務所(静岡県静岡市)の業務を再開したと発表した。
両事務所は共に、職員の新型コロナウイルス感染が判明したことを受けて、同年5月20日より一時閉鎖の措置が執られていた。消毒作業の終了などを経て、今回の業務再開に至っている。
窓口のアクリル板設置を、共に確認
西宮年金事務所では、2021年5月19日夜、勤務職員(60歳代・女性)の新型コロナウイルス感染が判明した。当該職員は同年5月14日まで出勤しており、窓口以外の業務に従事。執務中は常にマスクを着用しており、また同事務所の窓口では飛沫防止用のアクリル板設置が確認されている。
静岡年金事務所では、同年5月20日、勤務職員(40歳代・男性)の新型コロナウイルス感染が判明。当該職員は窓口業務に従事しており、同年5月17日まで出勤していた。同事務所の窓口は飛沫防止用のアクリル板が設置されており、また当該職員が執務中にマスクを常に着用していたことも、明らかになっている。
濃厚接触者にがいないことも判明
両事務所における職員の新型コロナウイルス感染判明を受けて、同機構は利用者の安全を最優先に考えて事務所の一時閉鎖を決定。保健所などの連携した上で、消毒の実施や濃厚接触者の確認を行った。濃厚接触者については、両事務所とも利用者および職員には該当者がいないことが判明している。
なお今回の業務再開を受けて、両事務所の臨時窓口は共に閉鎖されている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

西宮年金事務所の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/静岡年金事務所の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/