非装着・非接触で様々なトレーニングが可能
TANOTECH株式会社は、2021年5月13日、同社が開発・販売する自立支援システム『TANO』の実証実験を、厚生労働省が推進する介護ロボット開発事業において開始したと発表した。
『TANO』は、非装着・非接触で様々なトレーニングを行うことができるシステム。開始された実証実験では、介護現場におけるレクリエーション業務の負担軽減が目指される。
ICTや介護ロボットなどのテクノロジーを活用
『TANO』は、ゲーミフィケーションテクノロジーを活用して福祉・介護・教育現場向けに開発されたシステム。センサーの前に立つと骨格を読み取るため、利用者は自身の体をコントローラー代わりにして、運動・発声・脳トレなどのトレーニングを行うことができる。体への器具装着が不要であるため、老若男女問わず使用が可能という特徴も持つ。
今回『TANO』の実証実験が行われるのは、厚生労働省が推進する「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」。同事業では、ICTや介護ロボットなどのテクノロジーを活用することで、質の高い介護の維持・実現や高齢者の自立支援の促進が図られる。
介護ロボットの普及促進や技術向上を図る
『TANO』の実証実験は、SOMPOホールディングス株式会社とSOMPOケア株式会社がプロデュースを担うリビングラボ『Future Care Lab in Japan』にて開始された。実験を通じて蓄積したデータにより、介護ロボットの普及促進や技術向上を図り、レクリエーションなどに関する介護職員の作業負担を軽減するとしている。
(画像はプレスリリースより)

TANO - TANOTECH株式会社
https://tanotech.jp/tano.html介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業において、『TANO』の実証事業を開始しました - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/