インターネットで気軽に学び、相談できる新サービス
一般社団法人りぷらす(以下、りぷらす)は6月15日、介護うつ、介護離職を予防するためのオンラインサービス「介護の架け橋 ~介護の準備と相談室~」をリリースする。
家族などの介護を行うケアラーは、年々増加する一方である。介護に関する知識不足や、終わりが見えない介護の日々が続く中で、ケアラーの4分の1が抑うつ状態に陥っているといわれている。また、介護離職者は、年間10万人に上る。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛に伴い、高齢者の社会的孤立による虚弱化の進行も懸念されているが、「いつか介護をする日がくる」とわかっていても、知識が不十分で初動が遅れるケースもある。
学習と相談の2つのコースを用意
「介護の架け橋 〜介護の準備と相談室〜」は、家族の介護の不安や困りごとに、オンラインで対応するサービス。悩みに応じて、次の2つのサービスを提供する。
1つ目は、近い将来やってくるであろう親などの介護に備えるための「介護学習コース」。介護の基本的な知識を知っていると、いざという時にスムーズに動くことができる。
2つ目は、現在介護を行っている人が専門家に悩みを相談できる「介護相談コース」。介護に関する悩みに、医療や介護の専門家が応える。
介護に対して「大変そう」「暗い」というイメージを抱く人もいるが、実際には明るい面もたくさんある。
りぷらすは、介護の日々を暗いものにしないためにも、介護に関して“知る”ことと、悩みを“一人で抱え込まない”ことが重要だと考えており、
介護は決して暗いものではありません。
介護保険サービスを使うことで、どのようなポジティブな変化が起こるのかについても学ぶ事ができます
(プレスリリースより)
と述べ、オンラインによる学びと悩み相談を提案している。
(画像はプレスリリースより)

介護の架け橋 オンライン
https://www.kaigo-kakehashi.org/一般社団法人りぷらすのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000057258.html