5月27日より一旦閉鎖の措置が執られていた
日本年金機構は、2021年5月28日、東京都渋谷区の渋谷年金事務所について業務を再開したと発表した。
同事務所は、勤務している職員(60歳代/女性)の新型コロナウイルス感染が判明し、同年5月27日より一旦閉鎖の措置が執られていた。消毒の実施および濃厚接触者がいないことを確認した上で、業務は再開されている。
社会が1日も早くコロナ禍から脱却できるよう
日本年金機構は、公的年金に係る適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、国(厚生労働大臣)から委任・委託を受ける形で実施している組織。政府管掌年金を常に安定的に実施すべく、提供するサービスの質向上や業務運営の効率化や公正性/透明性の確保に努めている。
同機構は、社会が1日も早くコロナ禍から脱却できるよう、2021年の組織目標を「社会の安定・安心への貢献」と設定。無年金防止やオンライン化の推進、また制度改正への対応や業務/システム刷新に向けた取り組みなどを行っている。
執務中は常にマスクを着用していたことを確認
渋谷年金事務所では2021年5月26日夜、勤務職員の新型コロナウイルス感染が判明した。同機構は、利用者の安全を最優先に考え、翌日5月27日より同事務所を一旦閉鎖。なお当該職員は、同年5月21日まで出勤していたが、窓口業務には従事しておらず、執務中は常にマスクを着用していたことが確認されている。
なお、同事務所の一旦閉鎖により新宿年金事務所に設けられていた臨時窓口は、5月28日をもって閉鎖されている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

渋谷年金事務所(東京都渋谷区)の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/