症例に合わせた介助法の選択と後輩指導
7月4日(日)、離床に関する情報発信や教育活動、研究活動を行う日本離床学会がインターネットライブ講演による教育セミナー『マスターしよう!車いすへの移乗動作~症例に合わせた介助法の選択と後輩指導のポイント~』を開催する。
日本離床研究会学術研究部の飯田祥氏が講師を務め、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、介護士のほか、臨床で使える技術を増やしたいスタッフなどが対象。受講料は一般が9,800円(税込)で、会員が8,800円(税込)となっている。
なお、このセミナーは生ライブ中継であるが、7月5日(月)から7月18日(日)までの見逃し受講期間も設けられている。
症例を想定した実習 講師の動きで技術指導
体が大きな相手だと、介助できないのではないか、腰を痛めてしまうのではないかと不安がつきまとう。また、介助者をつかむ、後方につっぱる、アームレストをつかんで離さないなど、相手により移乗介助の問題はさまざまである。
こういった問題を解決するためには、相手のタイプ別に介助方法を選択できるようにすることだという。このセミナーでは、介助に何よりも重要な準備、スタートポジションから解説。ボディメカニズムに基づく介助法と理論が講義される。
移乗動作介助の実際では、さまざまな部分介助、全介助の各種を紹介。実践力を身に付けるための症例を想定したシナリオ実習、動画やカメラを通した講師の動きによる技術指導などが行われる予定となっている。
日時: 7月4日(日) 10:00~16:10
会場: インターネット生ライブ中継
(日本離床学会のサイトより引用)
(画像は日本離床学会のサイトより)

マスターしよう!車いすへの移乗動作~症例に合わせた介助法の選択と後輩指導のポイント~ - 日本離床学会
https://www.rishou.org/seminar/practice/j02-2021-2#/