新型コロナと戦う医療支援活動
特定非営利活動法人ジャパンハートは、8月17日に、新型コロナウイルス感染症の感染集団であるクラスターが確認された沖縄県糸満市のウェルネス西崎病院に、医療者派遣及び医療支援活動を実施することを決定した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療従事者不足がひっ迫している沖縄県。このような状況の中、同活動では、国立感染症研究所の感染症専門医や自衛隊、看護協会等の医療チームと協働し、院内でのゾーニングの整備、病院スタッフへの感染拡大予防策の指導、入院患者の看護活動を行う。
広がる支援の輪
同活動法人は、災害や貧困等が理由で十分な医療を受けられない国内外の人々に対し無償の医療提供を行う団体であり、介護福祉施設への感染対策指導を実施してきた。
現在沖縄県は、ウェルネス西崎病院に新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認されたことを8月13日に発表し、同活動法人はその4日後である、8月17日から沖縄県からの要請を受け医療支援に入った。
コロナ禍の中、医療者不足や介護施設での過重労働問題がさらに深刻化していても、患者や自分たちの命を守るために日々闘っている。「医療の届かないところ」を作らないために、緊急の医療者派遣をおこなう活動は、今後も必要になるだろう。
(画像はプレスリリースより)

特定非営利活動法人ジャパンハート プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000012298.html特定非営利活動法人ジャパンハート ホームページ
https://www.japanheart.org/