在宅時代の落とし穴 今日からできるフレイル対策
8月20日、自宅でできるフレイル対策などを紹介している新刊『在宅時代の落とし穴 今日からできるフレイル対策』が発売された。
著者は老年医学や総合老年学、虚弱予防などを専門としている東京大学高齢社会総合研究機構教授の飯島勝矢医学博士である。B5判の単行本で64ページ、1,078円(税込)の価格にてKADOKAWAより発売中である。
なお、KADOKAWAは2018年に『東大が調べてわかった 衰えない人の生活習慣』を刊行しており、新刊はその内容を大幅に加筆修正したものとなっている。
フレイルとは「要介護の前の虚弱状態」
今後の予測が困難な新型コロナウイルスの感染拡大。感染で重症化リスクが高いのは高齢者であり、感染予防に努める必要があるが、外出を控えるあまり、体を動かさなくなると、身体機能の衰えが進行してしまうかもしれない。
「虚弱」を意味するフレイルは「要介護の前の虚弱状態」ともいわれ、回復力や抵抗力も低下してしまう。フレイルの状態からさらに衰えてしまうと日常生活に介護が必要になるため、ここでフレイル対策を行い、自立した生活に戻る心がけが必要となる。
新刊『在宅時代の落とし穴 今日からできるフレイル対策』では、ふだんの生活で下半身を強化する方法など、自宅の中でできるフレイル予防法を解説。ふくらはぎでフレイルなどに陥っていないかをセルフチェック、10分多く体を動かすアイディア、口からの老化を防ぐ方法などが解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

在宅時代の落とし穴 今日からできるフレイル対策 飯島 勝矢:生活・実用書 - KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322005000640/