バーチャルで旅行体験ができる新たな試み
平成医療福祉グループは8月27日、同社が運営する介護老人福祉施設の新たなレクリエーションとして「お茶旅」をスタートさせた。
「お茶旅」とは、同グループの介護施設と各地の生産者や観光協会などをオンラインでつなぎ、新しい出会いを生み出す取り組みである。
身体的・状況的な理由に加え、新型コロナウイルス感染症の影響で、外出の機会が少なくなった施設利用者に、オンラインによる映像を使って、施設にいながらにして旅や出会いなどの機会を体感してもらう試みだ。
オンライン会議で土地の人達との出会いを提供
具体的にはおやつの時間に、現地の生産者や観光協会施設などから提供されたお茶や、お菓子で憩いのひとときを過ごす。さらにオンライン会議システムを使って利用者が、現地の生産者や観光協会の職員などと直接会話を楽しめるようにした。
いつものティータイムに“旅の疑似体験”を行い、憩うだけでなく見る・聞く・触る・味わう・匂うといった五感を使った楽しみと、距離という隔たりを超えたコミュニケーションを提供する。
平成医療福祉グループは「お茶旅」について、
この企画を通じて地域とつながるなかで、ある方は懐かしい旅の思い出と重ねられたり、ある方は懐かしい誰かをふと思い出したりすることがあるかもしれません
(プレスリリースより)
と述べている。
お茶旅は東京都葛飾区にて同グループが運営するケアホーム葛飾において、8月27日に第1回目が実施された。今後は月1回ずつケアホーム葛飾にて実施し、グループの他施設へも展開していく予定だ。
(画像はプレスリリースより)
平成医療福祉グループのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000043416.html平成医療福祉グループのホームページ
https://hmw.gr.jp/