巣ごもり高齢者の増加
福岡工業大学と篠栗町は、自宅での健康づくりに関するホームページやチラシを用いた情報発信「篠栗元気もん情報」を開始した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅にいる時間が長くなったことで「巣ごもり」状態に陥っている高齢者の方々が増えた。その結果、集合型の介護予防教室の開催が困難になり、高齢者の方々の健康維持が難しくなった。こうした状況の中、自宅にいながらできる健康づくりを発信する需要の高まりを見せた。
「篠栗元気もん情報」とは
「篠栗元気もん情報」は、より良い介護予防事業を行なうための知見獲得を目的として、平成23年から高齢者の健康に関した調査を行い、現在も追跡調査を継続し、健康状態や生活習慣などを分析している。そうして、より実践的な介護予防の方法や、楽療法のコンテンツなど全15号の情報を発信する予定である。
これまでは、同じ空間に集まる「集合型」であったものから、自宅でできる「行動変容型」の介護予防という新しい時代に合った介護予防の変化が、今後さらに求められるだろう。
(画像はプレスリリースより)

福岡工業大学 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000047155.html篠栗町 ホームページ
https://www.town.sasaguri.fukuoka.jp/