介護士の現状をまとめた「きらケア介護白書2020」
介護人材支援サービス「きらケア」を運営するレバレジーズメディカルケアは10月15日、「きらケア介護白書2020」を発表した。
全国の18歳~69歳の介護士2199名に「介護士のキャリア」について、介護事業所に勤める採用担当541名に「外国人雇用の現状」について調査を行い、レポートとしてまとめた白書である。
介護業界を離れた理由1位は「結婚や出産、育児」
「きらケア介護白書2020」によると、介護業界を離れたことが「ある」と回答した介護士は25.8%。
離れた理由の1位は「結婚や出産、育児のため」(23.4%)、2位は「職場の人間関係」(15.6%)、3位は「体調不良」(12.7%)だった。
今のままの状態で働きたい人が35.4%と最多
今後描いているキャリアについて尋ねたところ、最も多かったのは「その他」(35.4%)だった。その他と答えた人の自由回答欄をみると、「このままを希望する」「キャリアアップは特に望んでいない」「資格を取得しながら今まで通り働きたい」という回答が多く見られた。
2位は「他の業界へ転職したい」(22.6%)、3位は「ケアマネジャーを目指したい」(21.2%)となっている。
職場への希望は「勉強」「研修制度」など
介護事業所に取り組んでほしい施策では「勉強会の開催」や「研修制度の充実」といった知識や技術力の向上を求める声が目立った。また「手当を増やす」「資格取得手当がほしい」といった収入面での要望も多い。
このほか「人員を増やす」「記録はパソコンで取るようにしたい」「設備に投資」といった業務効率化につながる要望もみられた。
(画像はプレスリリースより)

介護士に関するレポート「きらケア介護白書2020」を公開 | レバレジーズメディカルケア株式会社
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