PCR検査やインフルエンザ検査に活用可能
株式会社スターボールは、2020年11月9日、同社が開発した『ハンドシールド』について特許申請を行ったと発表した。
同社は、医療雑貨の企画・制作・販売を手がける企業。『ハンドシールド』は、PCR検査やインフルエンザ検査の現場に加えて、介護現場で実施される喀痰吸引などにも活用できるシールドとなっている。
患者の曝露を手元で止める
現在の医療現場では、通常の診療時にもマスク・ガウン・フェイスシールドといった防護具を装備することが常態化している。しかし、喀痰吸引や口腔ケアの処置を行う場面では曝露がしばしば発生し、その都度防護具を取り換える手間が生じていた。
こうした課題を解消すべく、『ハンドシールド』は発案された。このシールドは、患者の曝露を手元で止めるというもの。様々な試作と現場での実証実験を繰り返し、取り回しなどに関する検証を積み重ねた上で、開発されている。開発は医療現場を想定して行われたが、途中で介護現場や歯科治療現場も活用可能であることが明らかになったという。
300個限定でモニター募集中
『ハンドシールド』は、左右どちらの手にも付けることが可能。また作業に応じて、手首から上腕の間で装着する場所を選ぶこともできる。前後左右の微妙な角度調整にも対応し、緊急時にはすぐに外すことも可能となっている。
株式会社スターボールは現在、『ハンドシールド』のモニターを300個限定で募集している。
(画像はプレスリリースより)

ハンドシールド - 株式会社スターボール
https://starball-inc.com/handshield介護・医療現場でも使える『ハンドシールド』を開発! <特許申請済> - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/234061