消毒作業などの終了を受け、業務再開
日本年金機構は、2020年11月18日、大阪府大阪市の玉出年金事務所が業務を再開したと発表した。
同事務所は、職員の新型コロナウイルス感染が判明したことを受けて、同年11月13日より閉鎖されていた。消毒作業などの終了を受け、今回の業務再開に至っている。
利用者の安全を最優先に考えた
日本年金機構は、年金制度を公正・適切に運営すると共に、制度の維持・発展により無年金者・低年金者を社会からなくすべく、事業に取り組んでいる。同機構はその事業について、「人生100年時代」を見据えた重要な社会経済インフラであると認識。日本のGDPの約1割に相当する額の支給を通じて、高齢化社会の安定確保を図っている。
同機構が大阪市にて運営する玉出年金事務所では、2020年11月13日、同事務所勤務の男性職員(40歳代)が新型コロナウイルスに感染していることが判明。利用者の安全を最優先に考えた同機構は、保健所などの関係機関と連携のうえ、同事務所の一時閉鎖を同日に決定した。
感染確認者は、公表された1名のみ
玉出年金事務所では、閉鎖された11月13日より消毒作業を開始。この消毒作業が終了したため、11月18日に業務が再開される運びとなった。なお、同事務所におけるこれまでの感染確認者は、公表された職員1名のみであり、この職員は健康観察期間を経過するまで自宅待機している。
なおこの業務再開と同時に、天王寺年金事務所に設けられていた玉出年金事務所の臨時窓口は閉鎖される。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

玉出年金事務所(大阪府大阪市)の業務再開について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/