入居時の年齢最多は80代の46.5%。
LIFULL seniorは11月19日、「介護施設入居に関する実態調査」の結果を発表した。
調査結果によると、介護施設入居時の年齢で最も多かったのは80代の46.5%。次いで90歳以上の23.7%、70代の21.8%と続いた。
入居時の要介護度は平均で2.7。段階別でみると要介護1が最も多く17.6%、次いで要介護2が16.3%、要介護3が14.7%、要介護4が12.9%、要支援1が11.4%だった。
介護度が比較的軽いとされている要支援1~要介護2までが54.5%と、過半数を占めている。
また入居時に認知症の症状があった割合は80.8%と8割以上を占めており、認知症介護の難しさが伺える結果となった。
介護負担は軽減するも、経済的負担にあえぐ声も
介護を行っている家族や親族の生活状況の変化はどうだろうか。
もっとも多かったのが「介護疲れやストレスが解消した」50.5%。次いで「体力や気力の不安が解消した」25.0%、「夜眠れるようになった」22.6%、「気持ちが前向きになった」22.6%と続き、介護負担の軽減によるポジティブな変化が目立つ。
その一方で「経済的な負担が重くなった」19.5%、「入居した被介護者と家族との関係が悪くなった」4.6%など、ネガティブな変化も見受けられた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社LIFULL seniorのプレスリリース
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