実績が正式リリースの決め手!
国立大学法人九州工業大学発のスタートアップとして設立された合同会社AUTOCAREは、2020年12月1日、同大学で開発された介護自動記録AIアプリFonLogの正式リリースを発表した。
一般提供こそしていなかったこのアプリ。同社は、国立大学や介護施設での使用実績における要望が高まったことを受け、介護ITインストラクター共々分かりやすい導入を目指すべく、リリースに踏み切ったとしている。
介護業界におけるIT化の遅れに一石を投じる!
同社は今、人材不足と共にIT化の遅れが介護業界にあることを懸念しながらも、そこには生産性向上への可能性があると捉えている。
そして、国立大学や介護施設での導入に繫がるアプリの特徴をこのように示している。
このアプリは、
・たった2画面で使いやすい
・あらゆる入力項目と出力に対応できる
・Wifiが施設内に行き渡らなくてもオフラインで使える
・しゃべりかけるだけで構造化できる一歩進んだ音声入力
・IoT・ビッグデータ活用がスムーズ(PRTIMESより)
FonLogは時短に貢献!
介護自動認識アプリFonLogは、スマホが持つセンサを利用して介護行動の認識はじめ、介護記録内容を自動提示。
これにより、従来介護施設で1人が1日に約60分かかっていた手書き介護記録が、IT導入により約30分。そしてスマホが持つセンサから行動を認識するAIにより、約20分の時短が可能であるとしている。
このアプリのキャッチフレーズ「導入していない事業所は1日約13時間を無駄にしています。」とは、20人勤務の場合の試算としながらも同社は、人材不足を抱える介護・福祉業界における「デジタルトランスフォーメーション」をもくろんでいる。
(画像はプレスリリースより)

介護自動記録AIアプリFonLogプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000057750.html介護自動記録AIアプリFonLog無料借用案内ページ
https://autocare.ai/