独身者の手探り両親介護術エッセイ
放送作家で劇作家、エッセイストのさらだたまこ氏の新刊『親も自分もすり減らない!? シングル介護術』が発売された。
同書には著者の実体験による両親介護のエピソードや、諸問題の解決策、役立つ具体的な情報、認知症専門医によるQ&A形式のコラムなどが掲載されている。この新刊は四六判並製、208ページ、1,400円(税別)の価格にて、WAVE出版より発売中である。
お役立ち知識・医療や福祉の制度の情報も
さらだたまこ氏は、慶応大学在学中からラジオパーソナリティー、脚本家として活躍。一人っ子で独身、実家暮らしを続けていた。1998年、社会人となっても親元で暮らしているシングルたちを取材した著作『パラサイトシングル』を発表。この言葉は当時の流行語にもなっている。
同氏は現在の自分自身について「脱パラサイトシングルというより、進化するパラサイトシングル」だと語る。実家暮らしにて仕事や恋愛を謳歌していていたが、両親の介護をすることになり、「パラサイト」していた自分が「パラサイト」される側となる。
新刊は著者の実体験によるシングル介護の実際を紹介。実践にも役立つ介護エッセイで、介護に役立つ知識から、医療や福祉の制度などの情報が満載され、認知症専門医の石原哲郎氏のコラムにより、親の介護の不安にこたえている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

親も自分もすり減らない!? シングル介護術 - WAVE出版
https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866213217/