介護業界全体における3つの問題を解決
株式会社グッドツリーは、12月21日、東北大学大学院情報科学研究科 周 暁 教授と、介護事業における経営支援、介護従事者における業務効率の改善、介護利用者におけるQOL向上のためのアルゴリズム設計及びデータ解析の研究開発を開始することを発表した。
超高齢社会の到来により、介護市場は現在も成長が見込まれる業界だ。しかし、深刻な人材不足といった問題を抱える業界でもあり、介護に必要な膨大な書類の管理にも頭を悩ませている状況である。
また、報酬改定が年々行われていく中、制度の変化への適切な対応も課題として挙げられている。
「ケア樹」に蓄積されたビッグデータを活用
今回の取り組みで両者は、同社が手掛けている介護ソフト「ケア樹」に蓄積されている膨大なデータを活用。
研究を通じて、介護業界の抱える様々な問題の解決策を生み出し、人口減少の中でも発展していく介護業界に貢献できるようなシステムの開発を目指す考えだ。
また、介護制度の中にとどまらず、一般高齢者のQOLの向上にも貢献できるものを作り出し、研究成果が得られた際には、国内だけでなく海外展開も視野に検討していきたいとしている。
(画像はホームページより)

株式会社グッドツリー プレスリリース(valuepress)
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