より日常の中に溶け込んだ見守りを実現
インフォメティス株式会社は、2020年12月21日、同社の機器分離推定技術がヤブシタエネシス株式会社の見守りサービス『そっとねっと』に採用されたと発表した。
機器分離推定技術は、AIを活用する形で電気の使用を分析するというもの。この技術を採用することで『そっとねっと』は、カメラを用いた直接的な見守りとは異なり、より日常の中に溶け込んだ見守りを実現するとしている。
「普段と違う行動」を検知、異変をアラートで通知
インフォメティス株式会社は、AIを活用した電力分析・エネルギーマネジメント技術の開発や、IoTクラウドプラットフォームの開発などを手がける企業。電気が持つ様々な情報の解析・活用を通じて、エネルギーの超効率利用や人々のQOL向上を図る「エナジーインフォマティクス」も標榜している。
同社の機器分離推定技術が採用された『そっとねっと』は、離れて暮らす家族の日常生活を、最大8種類の家電の使用状況から見守るサービス。家電のON/OFFのみならず、深夜利用・長時間使用・長時間未使用といった「普段と違う行動」も検知し、異変をアラートで通知することもできる。
今後一層高まる「遠隔見守り」ニーズに対応
『そっとねっと』はまた、見守りにおいてカメラを用いない点も大きな特徴となっている。さりげなく優しい形での見守りを実現することで、今後一層高まっていくと考えられる「遠隔見守り」のニーズに対応するという。
インフォメティス株式会社は今後も「スマートな暮らし社会インフラ」の実現を目指し、電気のデータから様々な情報を絞り出すとしている。
(画像はプレスリリースより)

新見守りサービス『そっとねっと』に機器分離推定技術が採用 - インフォメティス株式会社
https://www.informetis.com/news/3310/