行動変容や食生活改善を促進する
シルタス株式会社は、2021年2月1日、生活習慣病予防に向けた実証実験を静岡県藤枝市にて開始する。
この実験は、超高齢社会の到来に備えて、生活習慣病予防に向けた行動変容や食生活改善を促進すべく行われるもの。同社と静岡県藤枝市、そして静岡鉄道株式会社と株式会社静鉄ストアが、共同で実施する。
不足栄養素を補える食材・レシピを提案
近年の日本では、社会保障費・医療費・介護負担の増大が問題となる中で、「健康寿命」の延伸が求められるようになった。「健康寿命」を延ばすためには生活習慣病の予防が不可欠であり、個人レベルの健康管理に留まらず自治体・企業が協働した広範囲の取り組みも重要となる。
こうした状況に対応すべく、今回の実証実験は実施される。シルタス株式会社は、買い物履歴から栄養の偏りを可視化するアプリ『SIRU+』を運営する企業。実験では、この『SIRU+』を通じて不足栄養素を補える食材・レシピを提案し、生活習慣病予防への行動変容や食生活の改善が図られる。
「買い物」というタスクを健康行動に変える
この実験は、静岡鉄道株式会社が運営するポイントカードや『LuLuCaしずてつカード』を、『SIRU+』と連携。株式会社静鉄ストアの運営店舗にて買い物をすると、購買履歴から購入食材の栄養素を自動で分析し、不足栄養素が割り出される。
シルタス株式会社はこの実験により、「買い物」という日常生活のタスクを健康行動に変え、「頑張らない」で健康に近づくことを目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

藤枝市、静鉄、静鉄ストアと協定締結、 生活習慣病予防に向けた実証実験を開始 - シルタス株式会社
https://corp.sirutasu.com/2021/01/28/4674/