排泄臭から疾病や感染症の早期発見を目指す
2021年3月16日、株式会社aba(以下、aba)は、高齢者の排泄臭から体調を予測する研究を開始したことをプレスリリースを通じて発表。疾病や感染症を早期に発見することを目指す。
同研究では、介護施設利用者の排泄臭気を回収・分析し、介護される人の生活の更なる質の向上と、介護する人の負担軽減につなげていく。
株式会社abaは2011年10月7日に設立。医療・介護・福祉分野を対象としたテクノロジーの研究開発及びサービスの提供を行い、「支えあいが巡る社会をつくる」ことをビジョンに掲げている。
ニオイで尿と便を検知する排泄ケアシステム
abaは、パラマウントベッド株式会社とともに、排泄ケアシステム『Helppad(ヘルプパッド)』を開発。ベッドに敷くだけで排泄を検知し、検知のお知らせはベッド脇のスイッチやWebアプリケーションから確認することができる。
同システムを活用すると、排泄記録や下剤記録を電子化することが可能。蓄積されたデータから排泄パターンを把握し、おむつ交換の推奨時間を提案する機能も備える。介護現場でのおむつ交換の空振りや尿便漏れを減らし、必要なときに必要なケアを届けられるようにサポートする。
(画像はPR TIMESより)

株式会社aba プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000044112.html株式会社aba
https://www.aba-lab.com/排泄ケアシステム Helppad 製品ページ
https://helppad.anotion.so/