日本語を含めた4か国語で公開スタート
公益社団法人全国老人福祉施設協議会(以下、全国老施協)は、3月18日、新型コロナウイルス感染症における「濃厚接触者等へのケア」も含めた解説動画について、外国人介護職員を対象とした英語版、ベトナム語版、インドネシア語版の動画を公開したことを発表した。
これまで「介護施設で新型コロナの感染の疑い又は感染者が発生したときに何をどうすればよいのか」については、様々な資料が出されてきた。しかし、一般論でイメージがわきにくいといった声があげられていた。
感染が疑われた場合のケアの留意点を紹介
万が一、施設内で感染が疑われる利用者、および濃厚接触者が発生した場合、すべての職員が適切な処置を事前に把握しておくことが重要だ。
今回公開した動画は、厚生労働省から出されている指針や現場からの声を踏まえ、感染症専門医の監修によって制作。
具体的には、口腔ケアや食事介助、日常の機能訓練時などをケース別に解説しているほか、病院へ送迎する場合の対応や施設内で一時的にケアをする際のゾーニング方法など、12のシーンごとの実践的なノウハウについて、各動画10分以内で紹介している。
なお、動画は全国老施協ホームページから誰でも閲覧可能。施設の外国人職員に対しても初動対応の参考として、ぜひ役立ててもらいたい考えである。
(画像はプレスリリースより)

公益社団法人全国老人福祉施設協議会 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000047239.html公益社団法人全国老人福祉施設協議会ホームページ(詳細ページ)
https://www.roushikyo.or.jp/