幅広いニーズに合わせて4タイプを提供
パナソニック エイジフリー株式会社は、同社が販売している排泄介護用品家具調ポータブルトイレ「座楽」のラインアップを刷新し、10月25日に発売することを発表した。
今回、利用者や介助者の身体状況に合わせて選択できる4タイプ(「コンパクト」、「ベーシック」、「ひじ掛けはね上げ」、「ひじ掛け昇降」)を販売する。
介助者の負担を軽減
ポータブルトイレは、脚力の低下などでトイレに行くことが負担となる場合や危険な場合に、ベッドサイドなどで使用する居室用簡易トイレである。ポータブルトイレは、非水洗式のため、排泄物の処理が介助者にとって負担が大きいといわれている。
「座楽」では、洗いやすく、すすぎが楽な「まあーるいバケツ」を採用した。バケツの持ち手を増やして、フタを外さずに汚物の処理が可能。丸い形状で撥水仕様になっているので、汚れを少量の水で落とすことができる。流し口を作り、廃棄時の水量コントロールにも配慮した。
便座の種類は、標準便座・ソフト便座・あたたか便座の3タイプ。全機種で前後から手を入れて、拭き取りやすい長穴便座を装備した。男性が座って排尿する場合に、前方に尿がこぼれにくいように“尿もれガード”を付けた。臭いが気になる場合には、センサー付き脱臭機能付きタイプを選ぶことができる。
同製品は、介護保険制度の対象品であるため、介護ショップなどで購入可能である。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース パナソニック エイジフリー株式会社
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