デビュー・解散・再結成・闘病・復活
9月2日、兄弟フォークデュオのビリー・バンバンによる著作「さよなら涙 リハビリ・バンバン」が発売された。これが兄弟初の自伝エッセイとなる。この新刊にはデビュー当時の裏話や、名曲誕生のエピソード、兄弟の闘病と復活が綴られている。
大腸がんと脳出血
ビリー・バンバンは兄である菅原孝さんと、弟の菅原進さんによる兄弟デュオ。1969年、メジャーデビュー曲の「白いブランコ」がヒットし、1972年には、「さよならをするために」が大ヒット。この曲は後に焼酎のCM曲としても誰もが知る曲となっている。
その後解散するも、1976年に再結成。2014年にデビュー45周年記念コンサートが開かれる予定であったが、その直前に進さんに大腸がんが見つかり、孝さんも脳出血で緊急入院している。
闘病を通してさらに深まる兄弟の絆
現在も孝さんには後遺症として左半身麻痺があるが、懸命にリハビリを行った結果、ステージやテレビ番組に復帰。今年、3年前に開催できなかった45周年記念公演を3年越しで行っている。
「さよなら涙 リハビリ・バンバン」ではそれぞれが病魔に襲われた時のことから始まり、アマチュア時代の話、プロデビューまでのエピソード、解散と再結成、リハビリと復活、さらに深くなった兄弟の絆などについて語られている。この新刊は四六判で162ページ、価格は1,296円(税別)で、秀和システムより発売中である。
(画像は秀和システムのサイトより)

さよなら涙 リハビリ・バンバン
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/5155.html