10月10日は「転倒予防の日」
医療関連事業などを展開する株式会社日本シューターは、転倒リスクを測定する「転倒危険度評価システム『Step+(ステッププラス)』」にトレーニング機能を追加したことを発表した。10月10日の「転倒予防の日」から販売を開始する。
同社は、高齢者の“寝たきり化”につながりやすい転倒事故を抑止するために、転倒リスクを評価して転倒予防の意識啓発を促す製品『Step+』を提供している。
『Step+』は、高齢者の転倒予防に取り組んでいる医療・介護施設や、各区市町村の地域包括支援センターなどで活用されている。
トレーニングの継続により「転ばない」体づくりを
『Step+』は、マット1枚分のスペースで行うテストによって、転倒リスクと相関性のある「デュアルタスク(二重課題処理)」能力を計測する。
テストでは、パソコンの画面に『前』『後』『左』『右』の指示がランダムに表示されるので、指示に従ってマスを移動し、元の位置に戻るという動作を繰り返す。
今回、転倒予防に効果的とされる「デュアルタスク」トレーニングを長期的に続けられるように「トレーニングモード」が開発された。「トレーニングモード」は7種類あり、ゲーム感覚で楽しく実施できる。
高齢者は、「デュアルタスク」トレーニングを継続することにより“転ばない”体づくりをめざすことができる。そして、体を動かしながら、頭の体操を行うことにより、効果的な認知トレーニングにもなる。
同社は、高齢者が自分の転倒危険度を認知して、日常的な予防トレーニングに同製品が活用されることを期待するとしている。
(画像はプレスリリースより)

転倒危険度評価システム『Step+』 株式会社日本シューター
http://www.nippon-shooter.co.jp/プレスリリース 株式会社日本シューター
https://prtimes.jp/main/html/rd/p.html