想定外のことが起きても対処できるように
5月11日、介護リーダーにとって必要な危機管理について解説している新刊『介護リーダーのリスクマネジメント入門』が発売された。
著者はBCMや危機管理を事業とする事務所を主宰し、明治大学、青森公立大学、横浜市立大学、愛媛大学などで講師を務めている葛田一雄(くずたかずお)氏である。A5判並製で224ページ、2,500円(税別)の価格にて、株式会社ぱる出版より発売中である。
リスクマネジメントが9割
災害時、何らかのハンディをもっている人は、そうでない人と同じように危険回避や、避難することが困難になることが多い。日本は災害大国といわれるほど、地震や風水害などに見舞われやすく、自宅や施設にいる介護が必要な人たちは災害に弱い。
新刊『介護リーダーのリスクマネジメント入門』では、介護リーダーに求められるリスクマネジメント能力について解説。同書では「介護現場はリスクマネジメントが9割」としており、思い込みが最大のリスクである理由、とっさの時の判断力と行動力を身に付ける方法などが紹介されている。
また、リスクマネジメント能力を身に付けたリーダーをどう育てるのか、平時からの備え、災害時に必要な法律の知識とキーワードなどが解説されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護リーダーのリスクマネジメント入門 - 株式会社ぱる出版 株式会社ぱる出版
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