介護現場にガウンを届けるためのクラウドファンディング開始
認定NPO法人福山シンフォニーオーケストラ、社会医療法人祥和会、NPO法人えがおのまちづくりステッキは、広島県福山市内にある約500の介護施設に広島県産のプラスチックガウンを9万枚届けるためのクラウドファンディングを開始した。
広島県では、県内の介護事業者の現場で新型コロナウイルスのクラスターが発生した。介護の現場には、さまざまな基礎疾患をかかえる高齢者がいるため、新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高い。また、クラスターが発生すると、地域の医療資源があっという間に枯渇し、医療崩壊を起こしかねない。
介護の現場でクラスターを発生させないためには
重症化するリスクの高い高齢者が多い介護現場では、個人防護服を用いて感染予防することが推奨される。しかし、現状では十分な資材が提供されていない。
広島県では、医療機関と企業が連携し、マスクやフェイスシールドなどの生産が進んでおり、プラスチックガウンの製造も行われている。今回のプロジェクトは、広島県産のプラスチックガウンを介護現場に配布し、介護現場の感染予防に活用するだけでなく、地元経済の活性化も目的としている。
(画像はプレスリリースより)

福山市役所のプレスリリースより
https://www.atpress.ne.jp/news/213316