独り暮らしの高齢者の見守りに
ダイキン工業は、5月15日、ルームエアコン連動型見守りシステム「Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)」を発売したことを発表した。
家族に親の状況を通知
新商品は、専用のスマートフォンアプリ「Daikin Support Life」と、専用のセンサーデバイス「見守り機能付き無線LAN接続アダプター」を組み合わせたシステムだ。
ドップラーセンサーが人の動きに反応し、室内に人がいるかどうかや、就寝・起床等の状況を分析。約10分ごとに情報を更新する。
一方、家族は、最大1カ月分の情報を、アプリを通じ、時系列で確認することが可能だ。
また、同社のルームエアコンと連携。人の在室時に室温が高くなった際には自動で冷房運転を開始し、就寝を検知すると睡眠に適した運転に自動で切り替えることで、高齢者の快眠をサポートする。
適度な見守りで健康生活をサポート
高齢者は、室温の変化に気付きにくいケースが指摘されており、新商品は、単身高齢者の生活リズムの変化や乱れなど、体調不良の予兆に気付くきっかけにもつながるという。
なお、同社は、この新しい見守りシステムが、高齢者の健康をサポートするだけでなく、離れて暮らす親を心配する家族の心理的負担、過度の干渉にストレスを感じる高齢の親、双方のニーズに応えるものとして期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)

ダイキン工業 プレスリリース
https://www.daikin.co.jp/press/2020/20200515/index.html