数量限定で販売を開始
リカー・イノベーションは、5月25日、同社が運営するお酒のオンラインストア「KURAND」を通じて、70度の高濃度アルコール「吉野ALCOHOL70%」の販売をスタートしたことを発表した。
手や指の消毒用で飲用は不可
「吉野ALCOHOL70%」は、手や指の消毒用エタノールの代替品として奈良県の北岡本店が製造した、70度の高濃度アルコールのお酒。
消毒する場合は希釈する必要はなく、そのままの状態で使用することで、消毒効果を維持する。
なお、1ボトル当たりの内容量は720ミリリットル、販売価格は1,250円(税別)だ。
逼迫した消毒液不足に対応
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、医療現場や介護施設などをはじめ、一般家庭でも消毒用のアルコールが不足している。
また、厚生労働省では特例として、酒造会社が製造する高濃度エタノール製品を消毒液の代替品として使用できる旨を通達。
同社ではこれらの現状を鑑み、何とかして人々の力になれないかと、製造元の協力を得ながら商品化へ踏み切った。
今後も同社は、販売数量は限定としながらも、状況に応じて可能な限り高濃度アルコール商品の販売に努め、少しでも必要としている人に届けたい考えである。
(画像はプレスリリースより)

リカー・イノベーション プレスリリース(ドリームニュース)
https://www.dreamnews.jp/press/0000215788/KURAND オンラインストア
https://kurand.jp