あとを断たない、高齢者のブレーキ踏み間違いや急発進による悲惨な事故
株式会社ワールドウィングは、同社が開発した、踏み間違い・急発進防止装置「あしもと見守るくん」が、国土交通省の先行個別認定を取得したと発表した。
高齢者によるブレーキとペダルの踏み間違いや、急発進による悲惨な事故があとを断たず、深刻な社会問題となっているなか、同社は同装置を開発し、2020年3月下旬に、同装置の「先行個別認定」を申請していた。
同認定を取得したことにより、同装置は、一般社団法人次世代自動車振興センターの補助金対象商品となった。同社が認定した指定取付け事業者で同装置を取り付けた場合、2万円の補助金を受けられる。また、各地方自治体の補助金を併用して受給できる地域もある。
「あしもと見守るくん」の概要
同装置は、停止時や徐行時(前進・後進で10km/h未満)に、アクセルペダルが急速に踏み込まれると、速度信号とブレーキ信号を検知して、アクセルの開度を制御することで急発進を抑制する。
また、アクセルとブレーキペダルが同時に踏まれた場合には、ブレーキ動作が優先され、ブレーキペダルを離してもクリープ現象状態になって急発進しない。さらに、後退時にも、車速が約5km/h以上になると、強制的にクリープ状態になってスピードを抑制する。
なお、積雪などで、踏み込みが必要になった際には、ON/OFFスイッチで機能を解除できる。
(画像はプレスリリースより)

ワールドウィング プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000023498.html「踏み間違い」急発進防止装置 あしもと見守るくん
https://www.world-wing.co.jp/mimamorukun