新型コロナウイルス感染症の感染防止対策
株式会社高山商事と株式会社テムザックは、自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN(ソワン)」に、除菌消臭液の噴霧機能を新たに追加したと発表した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が懸念されるなか、同ロボットが広い介護施設内を最小限の装備で効率的に除菌して回ることで、感染リスクを減らすことが期待されている。
なお、同機能は、同ロボットを先行導入している住居型有料老人ホーム「シルバーマンション キリン愛西」において、すでに活用されている。
「SOWAN(ソワン)」の特徴
同ロボットは、24時間体制での対応が求められる介護において、利用者のバイタルデータを見守りながら、建物内を自動巡回する自律走行型の介護ロボットだ。
巡回中に、顔認証による声掛け・転倒者検知・自動充電などをサポートするさまざまな機能を備えており、異常時にはその場へ駆けつけ、状況を映像で職員へ伝えるとともに記録を残す。
なお、同ロボットの企画・販売を高山商事、開発・製造をテムザックが担当している。2019年11月の製品発表と同時に受注を開始しており、2020年にはレンタルサービス・納入を開始する予定だ。
(画像はプレスリリースより)

高山商事 プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000051463.html