安心して介護の仕事を継続できるよう支援
愛知県は、6月19日、県内の介護現場で介護職として働く全ての人を対象にした相談窓口「介護職員向け悩み相談窓口」を開設した。
介護の仕事は、利用者に寄り添いその生活をサポートするといったやりがいのある仕事だ。その一方で、介護職員ならではの悩みや不安を抱え、離職につながってしまうケースも多く存在している。
相談方法
相談窓口では、経験豊富な介護福祉士や臨床心理士等が、仕事の内容・労働条件・人間関係・心身の健康に関すること等の相談に丁寧に対応し、内容に応じて各分野の専門機関を紹介する。
相談方法は、電話、メールもしくは面談にて受け付け。電話は毎週月・水・金曜日、毎月第2土曜日(午前10時から午後5時まで)、専用ダイヤル052-253-6262にて対応し、メールは専用アドレスkaigo-soudan@aichi-kaigo.jpにて24時間受け付ける。
一方、面談は要予約。毎月第1・3木曜日(午後1時から午後3時まで)、桜華会館南館3階で行う予定だ。
また、毎月第3土曜日(午後2時から午後4時まで)、同じ悩みを持つ人が集えるサロンを桜華会館南館1階にて開催。予約不要で参加できる。
介護人材をなんとかして確保
団塊世代の高齢者が75歳以上となる2025年に向け、介護を必要とする人の増加が見込まれることから、現在、介護人材の確保が重要な課題として挙げられている。
県では、今年度から新たに窓口を開設。介護の現場で悩みを抱え込むことなく、気軽に窓口を活用してもらいたい考えだ。
(画像は愛知県のホームページより)

愛知県 プレスリリース
https://www.pref.aichi.jp/