コロナ禍による高齢者の外出頻度は?
ユニ・チャームは、7月10日、新型コロナウイルスの影響によって外出を自粛している高齢者に焦点を当てたWEBアンケート調査の結果を発表した。
なお、この調査は6月2日~12日に実施。現在大人用紙おむつを使用している40~70代、1,364人から回答を得た。
調査結果の概要
同社の調査によると、コロナ禍によって外出の自粛を余儀なくされ、「週に2~3回以下」の外出に留まる高齢者は71%にのぼった。
また、外出の自粛によって62%が「運動」する機会が減少し、57%が「体力や筋力」の衰えを実感していると回答し、93%が健康維持には“軽い運動”が大切と考えていることがわかった。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、以前より意識するようになったことについては、52%が「健康の為に運動したい」、49%が「家で過ごす時間を充実させたい」と回答。
さらに「家で家族と気軽に体操をしてみたい」と回答した人は、80%にのぼった。
家の中での“新習慣”を提案
これまでの同社の研究から、外出頻度が週に3~4回の人はADL(日常生活動作)を維持できるが、外出頻度が週に1~2回程度になるとADLは低下傾向になってしまうことが判明している。
これらの調査・研究結果を鑑み、同社は「歩行アシスト“穿く新習慣”」を提案。同製品は家の中で骨盤を支えて歩行をアシストするパンツで、しなやかな素材が身体になじみ動きやすいのが特徴だ。
さらに、家の中でもできる歩行体操「家ナカ体操」“動く新習慣”を動画で紹介。同社は今後も引き続き、社会の課題に向けた取り組みを推進していく考えである。
(画像はプレスリリースより)

ユニ・チャーム プレスリリース
http://www.unicharm.co.jp/