介護施設で活躍する新サービスが誕生
パナソニックは、7月13日、介護施設における夜間巡視などの見守り業務の負担軽減を実現するサービス「ライフレンズ」の提供を、HITOWAケアサービス(以下、HITOWA)が運営する「イリーゼ練馬中村橋」等にてスタートしたことを発表した。
効率的な巡視オペレーションを可能に
「ライフレンズ」は、ベッドに装着して入居者の安否確認や生活リズムを把握する「シート型センサー」と、AI機能を搭載した「Vieurekaカメラ」で構成。
介護施設のスタッフは、居室に行かなくても入居者の様子や変化を遠隔からリアルタイムで把握できるようになるため、特に夜勤職員の業務負担軽減につながる。
また、訪室を減らすことでより充実したケアの提供時間が増加するため、入居者のQOL向上にもつなげることができるようになる。
8月までに660室へ導入
「ライフレンズ」を開発するにあたり、同社はHITOWAと共に、介護施設「イリーゼ練馬中村橋(居室数63室)」において実証実験を実施。その結果、夜間巡視にかかる業務時間を約91%削減できる効果を確認した。
同システムは、介護スタッフ、入居者双方にとって有益なサービス。HITOWAではこのシステムの導入を促進し、2020年8月までに計660室の導入を計画している。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック プレスリリース
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