終末期を自分らしく迎えるための市民講座
新潟県は9月5日、「【魚沼】在宅医療・介護市民講座&地域医療魚沼学校特別講演会」を開催する。人生の終末期を、自分らしく迎えるためにできることを考える市民講座。
人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族や医療・ケアチームとなどと事前に何度も話し合うプロセスのことを、ACP (アドバンス・ケア・プランニング)という。「人生会議」の愛称で呼ばれることも多いACPは、終末期を自分らしく迎えるための準備として重要だといわれている。
市民講座では、「在宅療養における『看取り』の現状」の報告を聴きながら、ACPについて考える。
地域医療魚沼学校10年の歩みを振り返る特別講演会
特別講演会では、「『暮らし終えられる』をみなで学ぶ -地域医療魚沼学校10年の歩み-」と題した公演が行われる。
高齢や病気になっても、住み慣れた地域や自宅で暮らしたいと希望する人を支える仕組みづくりが、各地で進められている。魚沼地域でも、医療や介護に関わる多職種の人々が連携し、在宅生活の実現を目指した取り組みを行ってきた。
その一環として、保健・医療・福祉の専門職と住民が共に学ぶ場として、地域医療魚沼学校などの主催で、在宅医療・介護市民講座も開催されている。今回行われる市民講座&特別講演会もその一つだ。
特別講演では、開校から10年を迎える地域医療魚沼学校の、これまでの歩みを振り返りながら、終末期でも安心して暮らせる地域づくりについて考える。
開催日時は、9月5日(土)、14時から16時(開場は13時30分)。会場は、魚沼市小出郷文化会館 大ホール(魚沼市干溝1848-1)。
参加希望者は新潟県のホームページから申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、地域医療魚沼学校(小出病院外来棟2階)まで、FAX、郵送又は持参して申し込む。住所は、魚沼市日渡新田34番地、「地域医療魚沼学校」宛。FAX番号は、025-793-7358。
(画像は新潟県のホームページより)

【魚沼】在宅医療・介護市民講座&地域医療魚沼学校特別講演会 - 新潟県
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