リモートスクリーニングで新しい学びの場
一般社団法人知識環境研究会は、2020年6月から7月にかけ、厚生労働省指定講習会「実務者研修教員講習会」のリモートスクリーニングを初めて開催し、修了生が誕生した。
リモートスクリーニングとは、新型コロナウイルス感染拡大に際して、感染症対策の事情で東京会場のスクリーニングに参加することが難しい受講生を対象に、厚生労働省の許可を受けて今年度より実施するものである。
7月13日までに15名の受講生が無事、実務者研修教員講習会を修了した。リモートスクリーニングでは、動画を活用した学習と、実際の距離を超えた交流が実現可能である。
リモートスクリーニングの前向きな感想
同研究会が行ったアンケートによると、リモートスクリーニング修了生の声では「想像より幅広い地域からの参加が印象的でした。」や「多くの諸先生方の授業を拝見し、それぞれの先生方の持ち味があり勉強になり、楽しかったです。」と非常に前向きなものであった。
実務者研修教員のみならず、介護リーダーとして後進の指導に役立つ資格であり、介護福祉士国家試験で実務者研修の修了が必須になったことで、実務者研修の教員へのニーズが高まっている。
ウィズコロナ時代、介護業界の未来を担う方々の学びを支援する新しい形が、今後も多く取り入れられることに期待される。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人知識環境研究会 プレスリリース
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