健康診断の結果、どう行動する?
イーメディカルジャパン株式会社は、全国の男女1000名を対象に実施した「健康意識および行動の変化に関する調査」の結果を2024年12月19日に発表した。
男女ともに「血圧高め」の指摘が
会社や自治体の健康診断でA判定でなかった項目は、「コレステロール」「血圧」「肥満(BMIが高い)」が最も多く、その中で「血圧」は男女ともにトップ3にランクインしている。
世代別では40代、50代は男性に多く、60代以上は女性に多い傾向だ。
健康診断の結果を受けて行っている対策や改善は、全体では「食事の栄養バランス」「運動」「睡眠」などが多い。
「体重測定」「血圧測定」など、日々のバイタルサインの測定は60代、70代に多く、50代以下は10~20%代と低い結果となった。現役世代は痛みや不自由さを伴わないと、対策行動は後回しにする様子がうかがえる。
「バイタルチェックの習慣化」15.0%
家庭での血圧測定習慣がある人は全体の15.0%であり、バイタルチェックが習慣化している人も多い60代以上でも34.5%にとどまっている。
また20代~50代は健康診断で「血圧が高め」と指摘を受けても、通院しない割合は半数以上だ。
寒くなると脳卒中や心筋梗塞などの脳・心血管疾患事故が増えるため、血圧に関する正しい情報を取得し、リテラシーの向上に努めることが大切だとしている。
(画像はプレスリリースより)

イーメディカルジャパンのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000119181.html