訪問理美容サービス利用実態調査を実施
株式会社リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は1月17日、「訪問理美容サービスに関する利用実態調査2024」の結果を発表した。
調査は全国のケアマネジャーと、要支援者・要介護者と同居する家族を対象に実施された。
施設での利用率は71.1%、過程では31.4%
ケアマネジャー調査では、訪問理美容サービスの利用率は71.1%と、前年から6.9ポイント増加した。一方、家族調査では31.4%で前年から4.1ポイント減少している。
「訪問理美容サービスが要支援/要介護のレベル改善につながったか」という質問に対しては、ケアマネジャーの72.8%・家族の52.5%が「そう思う」と回答。訪問理美容サービスの価値は多くの人が認めていることがわかる。
<h2>利用料金はやや上昇傾向</h2>利用メニューでは、「ヘアカット」がケアマネジャー(施設)で98.1%、家族(在宅)で97.8%と最も多い。
次いで「シャンプー」がケアマネジャー(施設)で60.4%、家族(在宅)で47.8%、「髭剃り・うぶ毛剃り」がケアマネジャー(施設)で52.8%、家族(在宅)で35.7%という結果になった。
1回あたりの平均カット料金は、ケアマネジャー(施設)で2,167円(前年比218円増)、家族(在宅)で2,982円(前年比40円増)だった。
9割近くが訪問理美容サービスに「満足」
訪問理美容サービスへの満足度は極めて高く、ケアマネジャーで88.9%、家族で88.0%が「満足」と回答している。
サービス利用後の変化として最も多かったのは「笑顔になる」(ケアマネジャー55.6%・家族51.9%)で、次いで「活力があふれた様子になる」(ケアマネジャー48.1%・家族24.4%)、「会話が活発になる」(ケアマネジャー39.5%・家族22.6%)という結果となった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リクルートのプレスリリース
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