キユーピー「やさしい献立」シリーズから新商品6品発売
キユーピー株式会社は、市販用介護食「やさしい献立」シリーズから、新たに6品を発売する。
新発売されるのは“舌でつぶせる”「鯛雑炊」「かに雑炊」「鮭雑炊」の3品と、“かまなくてよい”「なめらか鯛ごはん」「なめらかかにごはん」「山椒香るなめらか鰻ごはん」の3品。3月6日から全国で発売される予定だ。
しっかり栄養が取れる1袋110kcal
新商品はいずれも、1袋100gあたり110kcal以上のエネルギーを摂取できるのが特徴だ。
これまでの一般的なおかゆ(71kcal)と比べて、約1.5倍のエネルギー量を実現。食事量が減りがちな高齢者でも、効率的に必要な栄養を摂取できる。
今回、魚介系の主食メニューが新たに加わり、シリーズ全体のバリエーションがより一層充実した。選ぶ楽しみ、食べる楽しみが得られるラインナップとして、食卓への登場回数が増えそうだ。
多忙なビジネスケアラーでも使いやすい介護食
2025年は「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」に直面する節目の年である。
今後は、仕事をしながら家族の介護に従事するビジネスケアラーの問題がますます深刻化すると予想されており、2030年には家族介護者の約4割がビジネスケアラーになる見込みだ。
キユーピーの調査にから、家族の食事ケアを行っている介護者のなかでも、ビジネスケアラーはユニバーサルデザインフード(UDF)の認知率・購入率が他のケアラーと比べて高いことがわかった。
UDFを日々の献立に取り入れることで、食事準備の時間を短縮でき、ケアラーの負担軽減につながることが期待される。
(画像はプレスリリースより)

キユーピー株式会社のプレスリリース
https://www.kewpie.com/newsrelease/2025/3588/