自分自身の老後のためのテキストブック
1月16日、親の介護から自分自身に介護が必要となった時の事例とアドバイスを掲載する新刊『じょうずに頼る介護 54のリアルと21のアドバイス』が太田出版から発売された。
一般社団法人リボーンプロジェクトの編集による新刊で、四六判、248ページ、価格は1,760円(税込)となっている。
リアルな事例から自分のための解決策を
要介護の状態になった時、これまでは介護を配偶者やその下の世代の人たちが担っていたが、今は配偶者も子どももいない独身の高齢者が増えている。また、介護保険制度はあるものの、安心して介護を任せられるかといえば疑問である。
ただ、誰しも介護が必要になる可能性があるのも事実である。誰かに頼ることになるが、頼るためには自分自身にも覚悟が必要だ。新刊では、最期まで自己決定権を保持できれば、他者や制度に頼る方法が見つかるとしており、これを「自分介護」と名付けている。
同書には54の個別事例と、専門家のアドバイスを掲載。介護難民にならないためのリアルな事例集となっており、知りたかった実践的裏ワザ、正気の保ち方なども紹介され、自分のための解決策を見つけるための一冊となっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

じょうずに頼る介護 54のリアルと21のアドバイス - 太田出版
https://www.ohtabooks.com/publish/2025/01/14141610.html