【介護士の給与】7割以上が3年以上の経験も年収は300万円未満が最多

株式会社SOKKINは1月31日、「（介護士限定）介護士のお給料に関する簡単アンケート」の結果を発表した。調査期間は2024年11月27日～12月6日、回収サンプル数は47票。

調査結果によると、現在の年収は「300万円未満」が最多の36％、次いで「400万円以上500万円未満」が30％という結果となった。

勤続年数は「3年目以上5年目未満」が40％と最多、次いで「6年目以上10年目未満」が20％という結果になった。回答者の7割以上が少なくとも3年以上働いているにもかかわらず、年収はあまり上がっていない。

昇給に関しては「10万円未満」が最多で26％、次いで「0円」と「10万円以上50万円未満」が同率で24％だった。約4割が昇給額に「非常に不満」または「不満」と回答している。

夜勤の月額給与は「1万円以上5万円未満」が最多の52％という結果になった。

昨年度のボーナスの総額は「20万円以上50万円未満」が最多の32％、次いで「50万円以上100万円未満」が17％。ボーナス額に対して、56％が「非常に不満」または「不満」と回答している。

相対的に、業務の負担に対して給与が見合っていないと感じている介護士が多いようだ。

「給与とボーナスを合わせても年収500万円以下では今後介護職で働く日本人は間違いなく更に減少し、日本の介護は崩壊する」「基本給が少ない、夜勤手当が少ない」「どれだけ頑張っても昇給も見込めないのでモチベーションが上がらない」などの声が寄せられている。

（画像はプレスリリースより）




株式会社SOKKINのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000111846.html

かいごの森
https://kaigoshi-kyujin-kaigonomori.com/base/survey/2006/