連絡帳コメントをAIが自動作成
株式会社Rehab for JAPANは、2025年2月13日、同社運営の介護ソフト『Rehab Cloud(リハブクラウド)』にて新機能「連絡帳まとめて生成AI β版」をリリースした。
『Rehab Cloud』は、介護現場の付加価値向上と利用者のアウトカム追求を科学的に実現する介護ソフト。「連絡帳まとめて生成AI β版」は、介護利用者それぞれの状況に沿った連絡帳コメントをAIが自動作成する機能であり、介護職員の業務負担軽減を通じて利用者と向き合う時間の創出を図る。
少ない負担で利用者に寄り添う
『Rehab Cloud』は、介護職員の業務負担削減や加算取得による収益向上、さらには介護利用者の身体機能向上実現も目指すソフト。累計導入事業所数は、2025年1月時点で2984事業所を超えている。
介護業界の人材不足が深刻化する中、同社は介護現場の負担を『Rehab Cloud』でさらに削減する必要がある判断。利用者と家族の重要なコミュニケーションツールである連絡帳の作成を支援する「連絡帳まとめて生成AI β版」の開発に至った。
同機能では、利用者の様子や健康状態などを入力すると、AIが連絡帳コメントを自動で作成。職員による追加編集も可能であり、少ない負担で利用者一人ひとりに寄り添ったコメントを作成できる。
今後もAIを改善、より質の高いサービスへ
「連絡帳まとめて生成AI β版」は、『Rehab Cloud』のデイサービス向けタブレット記録アプリ『Rehab Cloud デイリー』を通じて提供が開始された。同社は今後、利用者のフィードバックを収集してAIのチューニングや機能を改善し、同機能をより質の高いサービスへと成長させるとしている。
(画像はプレスリリースより)

『Rehab Cloud デイリー』連絡帳自動作成機能「連絡帳まとめて生成AI β版」をリリース - 株式会社Rehab for JAPAN
https://rehabforjapan.com/news/202502131121/