がんによる死と看取りの特別企画も
中央法規出版による介護専門職向け総合情報誌『おはよう21』の2024年3月号が発売された。今号では『認知症の人を“かたくなな気持ち”にさせる18のNG対応』を特集する。
在宅特集は『訪問介護事業所の「経営」を考える』であり、マネジメント特集は『介護施設におけるウェブサイト作成・活用法』となっている。そのほか、特別企画『がんによる死と看取りを考える』なども掲載し、AB判並製、96ページ、価格は996円(税込)である。
やってしまいがちな「NG」対応18
認知症の人と関わっていると、会話が成立しなかったり、言うことを聞いてくれなかったりすることがある。認知症の人とのコミュニケーションで大切なのは、信頼を損ねないこと、かたくなにならないようにすることなのだろう。
たとえば、認知症では思考力や判断力が低下している場合が多く、そういう利用者に大きな声で話しかけると、相手は「怒られている」と思ってしまい不安になってしまう。認知症の人の気持ちを考え、立ち止まって目線を合わせ、大きな声ではなくても声が届く距離でやさしく話しかけることが重要なのだ。
特集では、認知症の人に対し、やってしまいがちな「NG」の対応を紹介する。また、訪問介護の利用者と訪問介護事業所は増え続けているが、人手や運営資金などの問題を抱えている事業所は少なくない。現場では何ができるのだろうか。在宅特集では、訪問介護事業所の運営、経営のポイントなどを掲載する。
(画像は
Amazon.co.jpより)
おはよう21 (2024年3月号) - 中央法規オンラインショップe-books
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