高齢者の困りごとに寄り添う脳トレアプリ
株式会社ベスプラは6月19日、ヘルスケアアプリ「脳にいいアプリ」にAIを活用した新たな機能を追加し、高齢者が抱える日常の困りごとを解決するサービスを開始すると発表した。
ベスプラは、中高齢者に向けたヘルスケアアプリ「脳にいいアプリ」を通じて、健康維持や健康ポイントによる地域活性化を支援している。東京都八王子市や渋谷区など20以上の自治体が導入しており、その実績を活かして今回の新サービスの開始を決定した。
日常生活の困りごとを相談できるアプリ
今回のサービス開始の背景として、日常生活における課題が挙げられる。
若年層に比べて高齢者は、日常生活の中で困りごとに直面する機会が多く、その解決には一人で対処するのが難しいけ状況や不安が多々ある。
例えば、家の修繕や庭の手入れ、必要な物の購入など、日常生活のさまざまな場面で困りごとが発生し得る。しかし、「誰に頼めば良いのか」「費用はいくらかかるのか」「安心して任せられるのか」といった不安から、一人で対処せざるを得ない状況も多い。
新機能では、「脳にいいアプリ」上でAIが高齢者の困りごとをヒアリングし、その内容に基づいて、ベスプラが信頼できる地元事業者を選定し紹介する。
複数の事業者から見積もりを取り、コストパフォーマンスの高い提案を行い、発注代行までサポートする。
まずは、いくつかの自治体で実証実験(PoC)を実施し、有効性を検証する。その後、マニュアルを整備し、サービス導入済みの20以上の自治体に対して、地元事業者とのパートナーシップを締結する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ベスプラのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000007987.html株式会社ベスプラのホームページ
https://bspr.co.jp/