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2024年10月22日(火)
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外出できなくてもコミュニティ参加は可能!官民連携介護予防事業でAIを活用

外出できなくてもコミュニティ参加は可能!官民連携介護予防事業でAIを活用

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豊田市「ずっと元気!プロジェクト」にAIで参画
ジョージ・アンド・ショーン株式会社(以下「G&S」)は7月1日、愛知県豊田市との官民連携介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」に参画したと発表した。

「ずっと元気!プロジェクト」は、ソーシャルインパクトボンド(SIB)を用いて、高齢者の要介護・要支援認定リスクを低減するための介護予防事業である。

G&Sは、高齢者認知機能推定AI「Cognivida」を用いたヘルスケアサービスを提供している。今回のプロジェクトでは、オンラインを通じた認知症予防コミュニティの創出と、AIを活用した介護予防費削減効果の検証を行う。

具体的には、PCやタブレット、スマートフォンを利用したオンラインサービス(体験教室・講習・交流会)を実施し、多様なコミュニケーションを提供する。また、地域に根ざした講師の選定やコンテンツの開発にも注力する方針である。

さらに、サービス利用時のデータ(目線・韻律・リアクションアワーなど)をもとに、AIで認知機能を推定し、介護予防費削減の効果も検証する。

ジョージ・アンド・ショーン
オンラインサービスで認知症対策と社会参加を促進
日本は超高齢化社会に直面しており、認知症有病者数は増加している。2012年には462万人だったが、2060年には1,154万人に達すると予測されている。

また、年間1回以上社会活動に参加した高齢者の割合は51.6%という調査結果があり、約半数が参加できていないのが現状だ。

コロナ禍で外出制限があった中、対面でのコミュニケーションが減少したと回答した人は60%を超えたが、そのうちの約30%は非対面のコミュニケーションの機会が増えたと回答している。

オンラインの活用は、対面接触に抵抗がある人や、健康上の問題で家から出られない高齢者でもコミュニティへの参加が可能な手段として期待されている。

G&Sは、
豊田市にお住まいの高齢者の方々の認知症に係る健康課題の緩和と、コロナ流行以降減少傾向にある社会参加へ機会やきっかけ、コミュニティの創出に寄与してまいります
(プレスリリースより)

と述べている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ジョージ・アンド・ショーン株式会社のプレスリリース
https://george-shaun.com/newsrelease/20240701/

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