好評の連載を書籍化 半分以上の項目が書き下ろし
介護職に必要な言葉の選び方、言い換えについて解説している新刊『介護のステキ言い換え術』が中央法規出版より発売された。四六判、180ページ、価格は1,980円(税込)である。
著者は公認心理師で、メンタルアップマネージャ(R)、一般社団法人日本メンタルアップ支援機構代表理事の大野萌子氏である。
なお、同書は介護職向け月刊誌『おはよう21』2023年1月号から12月号に連載の「今から使いたくなる 利用者・家族・スタッフに信頼される“言い換え術”」の内容を大幅に加筆、修正を加えたものとなっている。
信頼感アップ・働きやすい職場に・介護の質向上に
介護の仕事は人と人とのコミュニケーションで成り立っている。介護職は利用者とのコミュニケーションに加え、その家族、同じ介護職、他職種との意思疎通を図らねばならない。コミュニケーションにおける言葉の選び方次第で、自分に対する相手の印象は変わり、仕事もやりやすくなるだろう。
悪気のないひと言でも悪印象を与えることがあり、たとえば、転倒などのリスクがある利用者に「一人で歩かないでください」と声を掛けるのではなく、「一緒に歩きましょう。どちらに行きますか?」と言い換えるだけで、相手の印象は大きく変わってくるはずだ。
新刊では「あいさつ」「お願い」「断り」「褒める・感謝」「注意・助言」「謝罪・反省」「励まし・共感」「誘い・提案」など、相手別、シーン別に思いやりのある言い換え例を紹介。言葉選びのコツが解説され、信頼感が上がり、働きやすい職場に、介護の質向上につながる1冊である。
(画像は
Amazon.co.jpより)

介護のステキ言い換え術 - 福祉 - 商品情報 - 中央法規出版
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