義父母の介護に奮闘するリアルな日常
村井理子さんの新刊『義父母の介護』が、7月18日に新潮社より刊行された。
著者の村井理子(むらい・りこ)さんは、翻訳家でありエッセイスト。1970年静岡県生まれで、現在は滋賀県の琵琶湖畔に夫と双子の息子と共に暮らしている。『村井さんちの生活』『兄の終い』など著書多数。
今回、新たに刊行された『義父母の介護』では、義母の認知症が8年前に始まり、義父も5年前に脳梗塞で倒れたことをきっかけに、仕事と家事を抱えながら義父母のケアに奔走する日々が本音全開で綴られている。
結婚以来そりが合わなかった姑と舅。しかし、「私がやらなければ!」と一念発起し、介護の日々が始まった。急速に進行する認知症、介護サービスを拒絶する義父に翻弄されながらも、村井さんは体力と気力の限界に挑んでいく。
「はたして、介護は妻の義務なのか?」「夫の出番はどこにあるのか?」といった問いかけを通じて、介護の現実に直面する全ての人々に向けたメッセージが込められた介護奮闘記。
義母の認知症を疑うきっかけとなった「瓶ビール事件」など、結婚以来の義父母との関係性も詳細に描かれており、介護に携わる人々の共感を呼ぶ内容となっている。
プロローグをWEBマガジンで公開中
内容が気になった方は、WEBマガジン「考える人」でプロローグの部分を試し読みできる。
義母の認知症発症のきっかけとなった「瓶ビール事件」をはじめ、村井さんの率直な語り口で綴られた介護の日々が垣間見える。
『義父母の介護』(著者、村井理子)は、新潮新書シリーズの1冊。価格は924円。
(画像はプレスリリースより)

株式会社新潮社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001564.000047877.htmlプロローグ――それは瓶ビールから始まった | 『義父母の介護』試し読み | 考える人
https://kangaeruhito.jp/trial/759426