内閣府、持続可能な社会づくりである「高齢社会対策大綱」を発表

内閣府は、「高齢社会対策大綱」が閣議決定されたと2024年9月13日に発表した。高齢社会での働き方や生活環境、健康・福祉など政府の推進やサポートなどが制定された。

「高齢社会対策大綱」は、高齢社会に対応した持続可能な社会構築の施策をまとめたものだ。希望に応じて働ける環境の整備、高齢期のニーズに応じた多様な就業等の機会の提供、健康づくりや学習・社会参加などの推進を促している。

また居住支援や空き家対策、地域での移動手段などを盛り込んだ生活環境、高齢社会に対する研究開発の推進など多角的な施策が盛り込まれている。

健康・福祉の中には必要な介護サービスの確保も示されている。

特に高齢者が自身の生活を確保できるよう、在宅医療や在宅介護の質・量を充実させ、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を行うとしている。

介護職員の処遇改善、介護サービスの質の向上、介護と仕事の両立支援なども盛り込まれた。

今後予想される人手不足を踏まえ、支援する側、される側を分けるのではなく、すべての年齢の人々が状況に応じて支える、または支えられる社会を目指すとしている。

（画像は内閣府の公式ホームページより）




内閣府のプレスリリース
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