人材の定着で課題を感じる部分1位は「給与」
株式会社LIFULL seniorが、7月19日から8月23日にかけて、介護施設運営事業者に勤務する58人を対象に「介護施設の人材定着に対する取り組み」について調査を実施。9月12日にその結果を発表している。
同調査で『人材の定着に課題を感じているか(単一回答)』と質問したところ、「感じている」が全体の89.7%、「感じていない」が10.3%という結果が得られている。
「感じている」と回答した人に、『人材の定着で課題だと感じる部分(複数回答)』を聞くと、「給与」と「職場の人間関係」が同率の65.5%で最多となった。
また、『人材定着率の向上のために実施している施策』について聞いたところ、「給与、賞与の引き上げ」が最も多く63.8%。「研修の充実化」と「業務効率化、ICT導入」が同率の41.4%、「通常の休暇制度の変更・創設」が32.8%などと続いた。
効果があった施策1位は「給与、賞与の引き上げ」
『実施している施策の中で効果があったものは?』と質問したところ、「給与、賞与の引き上げ」が43.2%で最多。「勤務時間・勤務制度の改訂」が38.9%、「メンター制度や1on1などの実施」が38.5%といった結果が得られている。
また、「そのほか人材関連の取り組み実施について」聞くと、離職者の再雇用について「積極に取り組んでいる」が19.0%、外国人採用は27.6%、スポットワーカー活用は12.1%となっていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULL senior
https://lifull-senior.com/株式会社LIFULL seniorのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000049958.html