“DXは誰もが実現できる”ことを証明
株式会社ソラジョウ(以下、ソラジョウ)が10月10日に、医療・介護現場でのデジタル化を促進する『やさしいDX研修』を開発・リリースしたと発表している。
令和6年度の介護報酬改定において「生産性向上推進体制加算」が新設され、生産性向上・業務効率化により介護の質向上を図るとともに介護職員の負担軽減、離職防止や採用拡大を目指す目的で加算要件の中には業務内容の明確化や見直し、ICT機器の活用などが含まれている。
ソラジョウのグループ会社である株式会社LILE THE STYLE(介護施設を運営)では以前、紙での情報管理が行われており、バックオフィス業務が煩雑なものとなっていた。
それらの課題を解決するため、介護DXを推進するプロジェクトを立ち上げ、さまざまな問題にぶつかりながら、時間をかけて取り組みを続けた結果、75歳の事務職員を含め、システムを使いこなせる職員が増加。“DXは誰もが実現できる”ことが証明され、それまでの失敗や経験、ノウハウをもとに『やさしいDX研修』が開発された。
アウトプットも行う実践に近い形の研修
同DX研修はデジタルやITが苦手な人でもDXの良さを実感してもらえるような内容で、ソラジョウによれば「これまでDXを学ぶ機械がなかった人」や、「医療や福祉業界など対人業務中心の職場で働く人」などにおすすめだとしている。
また、DXは組織全体の意識改革が必要だとする考えのもと、管理職層の人や一般職の人など、受講する人の立場に応じてDXに必要なマインドや組織構造の理論、コミュニケーションなども学べる内容となっている。
更に知識のインプットだけでなく、ワークショップ形式で学んだことを繰り返し実践したり、ノーコードツールを実際に触りながらスキルアップを目指したりと、アウトプットする実践に近い形の研修になっていることも特徴の1つだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ソラジョウ プレスリリース
https://nh-companies.jp/news/714/